![]()
★五岳の長といわれる名山
泰山は標高1,545メートルの、五岳(泰山、嵩山、華山、恒山、衡山)の長といわれる名山です。秦の始皇帝や前漢の武帝らが天地を祀る儀式「封禅(ほうぜん)」を執り行なったことでも知られ、今も多くの登山・参拝者でにぎわっています。山頂にある玉皇廟(ぎょっこうびょう)まではおよそ7,000段の階段が続いています。途中1,633段の石段が続く難所・十八盤(じゅうはちばん)を越え、南天門をくぐると、そこから約20分ほどで頂上の玉皇頂(ぎょくこうちょう)に到着します。徒歩だと4-5時間かかるといわれていますが、現在はロープウェイでの観光が可能です。山頂近くにはホテルもあるので、一泊してご来光を仰ぐこともできます。 また、麓にある岱廟(たいびょう)の正殿・天貺殿(てんきょうでん)は故宮の太和殿(たいわでん)、曲阜(きょくふ)孔廟の大成殿(たいせいでん)とともに中国三大宮殿建築と称されます。 世界遺産登録:1987年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★万里の長城は明の時代に現在の形に完成
世界最大の建造物として知られる万里の長城は、最盛期の明代に、東は山東省の山海関から西は甘粛省の嘉峪関まで全長が約6,350キロ(中国の12,700里)あったことから、“万里”の長城と呼ばれており、中国を代表する遺跡となっています。紀元前の戦国時代に中国各地に分立していた国々が騎馬民族や他国の侵入を防ぐために造った城壁を、中国を統一した秦の始皇帝がつなぎあわせ、現在の長城が完成したのは明の時代のことです。 中国の各地域にまたがり、見所の多い長城ですが、北京郊外で開放されているのは“八達嶺”“慕田峪”“司馬台”“金山嶺”“居庸関”などです。なかでも北京市内から約75キロのところにある“八達嶺(はったつれい)”は6世紀に創建され、明代に大改築されましたが、保存状態が最良なので、最も人気のあるスポットです。また、“慕田峪”万里の長城は、ロープウェイの設備が整っており、気軽に登ることができます。眼下には壮大なパノラマが広がり、改めて中国の広さを実感することができます。 世界遺産登録:1987年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★歴代中国皇帝の居城
瀋陽市にある瀋陽故宮は、2004年に追加登録されました。後金の皇帝、太祖ヌルハチ(努爾哈斉)と太宗ホンタイジ(皇太極)により建立された皇宮です。総面積は約6万平方メートル。順治帝が都を北京に移した後も離宮として使用され、現在は瀋陽故宮博物館として公開され、建物内には優雅な家具、調度品や食器類が展示されています。 世界遺産登録:1987年、2004年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★仏教芸術の粋を見ることのできる石窟寺院
敦煌に位置する莫高窟(ばっこうくつ)は、世界の仏教芸術を代表する石窟寺院です。山を切り開いて築かれた寺院は、まさに壮大な自然と厚い信仰が生み出した芸術の宝庫。366年に楽僔(らくそん)という僧によって鳴沙山(めいさざん)東端の断崖に造営が始められ、以来千年にわたり多くの仏教信者により掘り続けられましたが、その後砂漠の中に忘れ去られていました。再び世界の注目を浴びたのは1900年のことです。2,400体を超える彫像と壁画で飾られた492の石窟では、絢爛豪華な仏教芸術の粋を見ることができ、「砂漠の大画廊」ともいわれています。大同(だいどう)の雲崗(うんこう)石窟と洛陽(らくよう)の龍門(りゅうもん)石窟の2つと合わせて、中国の三大石窟として知られています。 世界遺産登録:1987年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★秦の始皇帝陵墓
秦の始皇帝陵は、史上初めて中国を統一した秦の始皇帝が建造した生前墓であり、完成までに36年の歳月と70万人の労力を費やした史上類のない壮大な陵墓です。 この秦の始皇帝陵墓を守るためにつくられたといわれる兵馬俑坑(へいばようこう)は、世界8番目の奇跡と言われる巨大な地下遺跡です。1974年、井戸を掘っていた農民に偶然発見され、中国4000年の歴史に新たな1ページを加えました。 1~3号坑の総面積は2万平方メートルを超え、現在は博物館として公開されており、秦の始皇帝陵墓とともに、世界遺産に登録されています。広大な中国を統一した始皇帝が、どれだけ人民に権力を誇示していたかが一目瞭然で、2200年前にタイム・スリップしたかのような感覚が味わえます。 世界遺産登録:1987年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
周口店(しゅうこうてん)北京原人遺跡は、北京市の中心部から西南に約50キロの所に位置しています。約50万年前に火を使って生活を営んでいた原人の存在により、人類史上に新しいページが加わったとして、1929年の発見は非常に重要なものと位置付けられています。画期的な発掘の結果(洞窟、生活道具など)が展示されている博物館があります。 世界遺産登録:1987年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★自然の偉大さと神秘を実感できる中国ならではの景勝地
現在ではロープウェイやレストランなどの設備が整った観光スポットとして人気を呼んでいます。 世界遺産登録:1990年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★100以上の湖沼が点在する原生林に囲まれた渓谷
世界遺産登録:1992年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★石灰質が堆積してできた棚田のような池が続く景勝地
黄龍(こうりゅう)は岷山山脈(びんざんさんみゃく)の主峰である雪宝頂(せっぽうちょう)の北麓に位置する景勝地です。石灰質が堆積してできた黄色い岩肌と、ブルーやグリーンの澄み切った水のコントラストが美しい池や川が7.5キロにわたって続いています。一番の見所ともいえるのが、明代に建てられた仏教の聖地・黄竜後寺の奥に広がる石塔鎮海(せきとうちんかい)です。エメラルドグリーンの水を湛える池が100以上も棚田のように連なる光景は、まさに「この世の仙境」と呼ばれるにふさわしい絶景です。 黄龍は遊歩道が整備されているので、4時間ほどで見て回ることができますが、標高が3,000メートルを超える高地のため、高山病に注意が必要です。 世界遺産登録:1992年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★貴重な動植物が生息する風景区
湖南省北西部に位置する武陵源(ぶりょうげん)は、貴重な動植物が生息する広大な風景区です。この風景区は南西の張家界(ちょうかかい)国家森林公園、北西の天子山(てんしざん)自然保護区、東部の索渓峪(さくけいよく)自然保護区の3つの地区からなり、総面積は264平方キロにもなります。 地殻変動によって生まれた3,000本以上の石柱がそそり立つ張家界国家森林公園は、この中で最も早く森林公園に指定された地域です。開発も3つの区域の中で一番進んでおり、標高1,200メートルの黄石寨(こうせきさい)山頂へもロープウェイが整備されているので、楽に観光を楽しめます。また、天山自然保護区にある350メートルの高さで2つの峰をつなぐ天然の石橋・天下第一橋のある袁家界(えんかかい)には、高さ326メートルの屋外エレベーターも設置されています。 世界遺産登録:1992年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★避暑山荘は頤和園の2倍の広さを持つ清朝の夏の離宮
承徳(しょうとく)は北京の北東約230キロにある、明・清の時代から避暑地として知られる街です。避暑山荘は清の康煕帝が1703年に着工し、その後長い年月をかけて乾降帝の代の1792年に竣工した広大な離宮であり、中国最大の宮廷庭園でもあります。皇帝たちは夏の間ここに滞在して政を執り行ない、北京に次ぐ政治の中心地として発展しました。 564万平方メートルの敷地内は、正殿の澹泊敬誠殿(せんぱくけいせいでん)や寝殿である烟波致爽殿(えんはちそうでん)が建つ宮殿区、湖のある湖区、草原が広がる平野区、全体の5分の4の面積を占める山区に分けられます。冬も凍ることなく水を湧き出す泉として、承徳の旧称・熱河(ねっか)の名前の由来となった熱河泉(ねっかせん)もこの敷地の中にあります。1713年から1780年にかけて避暑山荘の建設と前後して背後の山に建立されたチベット仏教の寺院群・外八廟とともに世界遺産に登録されました。 世界遺産登録:1994年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★孔廟、孔府、孔林が残る儒教の聖地
山東省曲阜(きょくふ)は孔子生誕の地で、孔子とその一族にまつわる施設が残る、儒教の聖地として知られています。曲阜城南門の仰聖門(ぎょうせいもん)を抜けた先に広がる建築群が孔廟(こうびょう)です。孔子とその弟子たちを祀った廟で、歴代の王朝による21回にも及ぶ改築の結果、現在のような壮大な規模になりました。主殿である大成殿(たいせいでん)は、竜の模様を彫った28本の柱や、黄色の瑠璃瓦が使われている豪華な建物です。 また、孔廟の東側には歴代の孔子直系の子孫が邸宅として使っていた建物・孔府(こうふ)が建ち、現在は資料館として公開されています。これらは、孔子一族の墓所である孔林(こうりん)と合わせて三孔と呼ばれ、世界遺産に指定されています。 世界遺産登録:1994年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★天柱峰を中心とする道教の聖地 湖北省にある標高1,612メートルの天柱峰(てんちゅうほう)を中心とする山で、太和宮(たいわきゅう)、紫霄宮(ししょうきゅう)など200もの道教建築が立つ道教の聖地です。元末期には戦火によって多くの建物が焼失しましたが、明の第3代皇帝成祖永楽帝が再建し、現在のような姿となりました。 世界遺産登録:1994年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★ポタラ宮はダライ・ラマ5世によって作られた広大な宮殿
チベット自治区の首都ラサにあるポタラ宮は、7世紀に創建されたと伝えられ、その後ダライ・ラマ5世によって造営された宮殿です。ポタラという名前は観音菩薩の住む山・補陀落(ふだらく)に由来しています。13階建ての宮殿は下層にある白宮と上層にある紅宮からなり、部屋の一部は見学ができます。白宮はダライ・ラマの居住や、政務が執り行なわれた場所で、紅宮は歴代のダライ・ラマの霊塔などが安置されている場所です。 世界遺産登録:1994年、2000-2001年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★中国有数の風光明媚な避暑地
江西省九江市にある171の峰が連なる山で、白居易の詩で有名な香鑪峰(こうろほう)もここ廬山(ろざん)にあります。古くから儒教、仏教、道教の寺院が建つ宗教の聖地として知られていましたが、清朝末期ごろから避暑地としての開発が始められ、現在では中国有数の避暑地として知られています。蒋介石や毛沢東もこの地に別荘を保有していました。廬山会議が開かれた地でもあります。 世界遺産登録:1996年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★峨眉山は中国仏教四大名山の一つ
峨眉山(がびさん)は標高3,099メートルの山で、中国仏教四大名山の一つです。報国寺(ほうこくじ)、万年寺(ばんねんじ)など26の寺が立ち、中でも万年寺は東晋時代の古刹で、980年に鋳造された普賢菩薩像が安置されています。観光で行く場合は標高3,077メートルの金頂(きんちょう)が最も高い場所になります。金頂では天候などの条件が揃えば、雲海に映った人の影の周りに光の輪ができる仏光と呼ばれる現象が見られることがあります。なお、金頂へはバスやロープウェイを使えば日帰りで行くことができます。 楽山大仏(らくざんだいぶつ)は峨眉山から約40キロ離れた岷江(びんこう)と大渡河(だいとが)の合流地付近にあります。大仏は河の氾濫や水難事故を鎮める目的で建造されたもので、713年の着工から約90年の歳月をかけて完成しました。高さは約71メートルあり、世界で最も高い石刻大仏です。 世界遺産登録:1996年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★象形文字(トンパ文字)が残る雲南省北西部の街
世界遺産登録:1997年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★四方を囲う城壁がほぼ完璧な状態で残る城壁都市
城壁が取り壊される街が多い中、平遥(へいよう)の城壁は1370年に築かれて以来、幾度もの修復を重ね、現在もほぼ完璧な状態で残っています。四方を囲む壁は全長約6.4キロ、高さ約12メートル、門が亀の頭・手足・しっぽのような位置にあることから平遥城は別名亀城と呼ばれています。 城内は明・清代の街並みをとどめており、古民家の数は保存状態のよいものだけでも400軒にも上ります。また、平遥は19世紀に中国最大の金融都市として栄えた街で、中国初の金融機関である日昇昌もここで開業しました。現在日昇昌の建物は中国票号博物館として一般に公開されています。 世界遺産登録:1997年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★数多くの庭園が残る水の都・蘇州に残る庭園
世界遺産登録:1997年、2000年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★皇帝一族が夏を過ごすための離宮
さらに、長廊の北側に位置する万寿山には、排雲殿(はいうんでん)や仏香閣(ぶっこうかく)があり、それらの眺めは頤和園のシンボルとなっています。仏香閣から見る昆明湖の景色は美しい絵画を見ているようで、風光明媚な自然を巧みに借景した中国趣味を強く感じることのできるスポットです。 世界遺産登録:1998年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★中国最大の祭祀建造物
天壇(てんだん)公園は、中国で現存する最大の祭祀建造物であり、北京のシンボル的存在です。明の時代(1420年)に建てられた後、数度の改築が行なわれて現在の姿となりました。270万平方メートルという広大な敷地には、明・清代の皇帝たちが天を祭り、五穀豊穣を祈った圜丘(えんきゅう)、皇穹宇(こうきゅうう)、祈年殿(きねんでん)などが配置されています。 ※斎宮は2007年末まで内装工事中のため見学不可。 世界遺産登録:1998年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★36の峰がそびえる景勝地
武夷山(ぶいさん)は福建省北部の36の峰からなる山で、その間を全長60キロの九曲渓(きゅうきょくけい)が縫うように走っています。武夷山で最も高い峰は、標高400メートルの天游峰(てんゆうほう)です。この山頂の天游観に行くためには、幅の狭い急な階段を1時間以上もかけて上らなくてはいけませんが、九曲渓を一望できるそこからの眺めはまさに絶景です。また、下を流れる九曲渓では、竹をつないだいかだに乗って、ゆっくりと武夷山の景色を楽しめる渓流下りも行なっています。約10キロを2時間かけて下ります。また、武夷山は武夷岩茶の産地としても知られています。 世界遺産登録:1999年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★9~13世紀にかけてつくられた石刻群
大足石刻(だいそくせっこく)は重慶の西176キロに位置する大足にある石刻群です。9~13世紀にかけて制作されたもので、その多くは仏教を題材としています。75カ所ある石刻群の中でも規模が大きく、芸術性が高いことで知られているのが北山(ほくさん)と宝頂山(ほうちょうざん)です。街から徒歩でも行ける距離にある北山には、晩唐から宋にかけて作られた普賢菩薩像や数珠手観音像など約1万体の像が500メートル以上にわたって続いています。宝頂山の石刻は趙智鳳によって1179年から約70年をかけて作られたといわれているもので、躍動的で、表情豊かな像が並びます。 世界遺産登録:1999年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★都江堰は2,300年もの間使われ続けている水利施設
都江堰(とこうえん)は四川省成都市の北西約60キロにある水利施設です。岷江(びんこう)の氾濫を防ぐため、紀元前256年に秦の昭王の命を受けて、利冰・利二郎父子の指揮によって造られました。河を分流させるこの堰ができたことにより、成都平原へ水が運ばれるようになり、「天府の国」といわれる成都の豊かな土壌がつくり出されました。都江堰はその後幾度も改築をされながら、現在もなお使われ続けています。 そこから約15キロ離れた場所にある青城山(せいじょうざん)は標高1,600メートル、周囲120キロの山です。木々が生い茂り、峰々が重なり合うようにそびえ立つ様がまるで城のように見えることから青城と名づけられました。道教の始まりといわれる五斗米道(ごとべいどう)の創始者・張陵が布教を行なった地ともいわれ、今も建福宮(けんふくきゅう)や上清宮(じょうせいきゅう)などの道教寺院が点在しています。 世界遺産登録:2000年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★白壁の家々が残る黄山山麓の村
世界遺産には登録されていませんが、同じく黟県にある南屏(なんぺい)にも300ほどの古民家が残り、近年、張芸謀(チャン・イー・モウ)監督の映画『菊豆』のロケ地として注目を集めています。 世界遺産登録:2000年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★北魏から唐代まで約400年間にわたり掘り続けられた仏教石窟
龍門石窟(りゅうもんせっくつ)は洛陽市から約12キロ南に位置する仏教石窟で、敦煌の莫高窟、大同の雲崗石窟とならぶ中国三大石窟の一つと言われています。石窟の造営は493年にこの地に遷都してきた北魏によって始められ、その後唐代に至るまで約400年にわたり続けられました。伊河(いが)の両岸に約1キロにわたって1,352の石窟があり、仏像の数だけでも9万7300体になります。これらの中で特に有名なのが、香山にある奉先寺洞(ほうせんじどう)です。奉先寺洞は則天武后の寄進を受けて675年に完成した龍門石窟最大の石窟で、則天武后をモデルにしたといわれる高さ17メートルの廬舎那仏で知られています。 世界遺産登録:2000年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★明十三陵は明代の13人の皇帝が眠る陵墓
明・清王朝の皇帝墓群(みん・しんおうちょうのこうていぼぐん)は、中国の古代王朝である明と清ならびに清の前身後金の25人の中国各地にある皇帝の陵墓となります。 世界遺産として登録されている陵墓は、北京郊外の明の十三陵、河北省の清の東陵、清の西陵、遼寧省の北陵、東陵、永陵、江蘇省の明の孝陵、明の祖陵、湖北省の明の顕陵となります。 このなかで、明十三陵は北京の北西約50キロにある明代13人の皇帝と、23人の皇后、1人の貴妃の陵墓となり世界で最大の陵墓でもあります。(初代皇帝、太祖洪武帝陵だけは南京にあります)。 このうち都を北京へと遷都した成祖永楽帝とその皇后が眠る長陵(ちょうりょう)が最古(1413年造営)にして最大ものです。13ある陵のうち長陵、定陵(ていりょう)、昭陵(しょうりょう)の3つが公開されていますが、発掘が行なわれているのは定陵だけです。定陵は6年の歳月をかけて作られた第14代神宗万暦帝と皇后たちの陵墓で、1957年に発掘が行なわれました。現在は定陵博物館として、地下宮殿や豪華な副葬品が公開されています。 世界遺産登録:2000年、2003-2004年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★北魏の時代に作られた仏教石窟寺院
雲崗石窟(うんこうせっくつ)は山西省大同市から約15キロ西にある仏教石窟寺院です。大同(だいどう)は398年から493年まで北魏の都として栄えた街で、雲崗石窟もこの時代に作られました。北魏の第4代皇帝文成帝の時代から始められた石窟の造営は洛陽に遷都した後も約30年間にわたって続けられ、53の主要な洞窟と5万1000体もの造像が残されています。 石窟は作られた時代によって3期に分類されますが、最も古いものは「曇曜五窟(どんようごくつ)」と呼ばれる第16~20窟で、僧侶・曇曜の指揮で460年から470年ごろまでに作られたものです。このうち、石窟の前壁が崩落して露天にむき出しになっている第20窟の大仏は、曇曜五窟を代表する存在として有名です。また、9~13窟は清代に彩色を施された華やかな石窟で、雲崗五華洞(うんこうごかどう)と呼ばれています。 世界遺産登録:2001年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★三つの河が平行して流れる世界的にも珍しい地域
長江上流の金沙江(きんさこう)、メコン川上流の瀾滄江(らんそうこう)、サルウィン川上流の怒江(どこう)の三つの河が併行して流れる雲南省西北部の地域です。森林、峡谷、氷河など様々な地形・地質が広がり、中国全土の動物種の25%以上が生息しています。未開発の景観区ですが、哈巴雪山(はばせつざん)、玉龍雪山(ぎょくりゅうせつざん)の間を走る金沙江がつくる、川幅30メートルほどの激流・虎跳峡(こちょうきょう)が観光ポイントの一つとなっています。 世界遺産登録:2003年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★中国東北南部から朝鮮半島北部にかけて繁栄した高句麗王朝の遺跡
紀元前37年から668年まで中国東北南部から朝鮮半島北部にかけて繁栄した高句麗王朝の遺跡で、中国と北朝鮮の2カ国にまたがって分布しています。このうち中国側には遼寧省桓仁県の五女山城(ごじょさんじょう)と吉林省集安市の国内城(こくないじょう)・丸都山城(がんとさんじょう)・積石塚など、王朝初期から中期にかけての遺跡があります。 日本でも知られている将軍塚も集安に残る積石塚の一つです。 世界遺産登録:2004年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★中国とポルトガルの文化が融合した街
16世紀後半から17世紀前半にかけて、ポルトガルとアジアの貿易の拠点として発展したマカオは、1887年から100年以上もの間ポルトガル領としてその歴史を刻んできました。1999年に中国に返還されましたが、今もマカオには中国とポルトガルの文化が融合した独特の街並みが残されています。セント・ポール大聖堂や媽閣廟(まこうみゅう)などマカオの歴史を見つめ続けてきた22カ所の建築物と8つの広場が、2005年にマカオ歴史地区として世界遺産に登録されました。 世界遺産登録:2005年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★殷は現在確認されている中国最古の王朝
殷墟(いんきょ)は安陽市の北約3キロにある殷王朝の遺跡です。殷は19世紀末に甲骨文字が発見されたことがきっかけで存在が確認された王朝で、現在実在が確認されている中国最古の王朝です。安陽は紀元前1300年から1046年まで殷の都が置かれていた場所で、殷墟からは甲骨文字、青銅器などのほか、宮殿跡や武丁の后といわれる婦好の墓なども発見されています。 世界遺産登録:2006年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★野生パンダの30%以上が生息する地域
世界遺産に登録されている「四川省パンダ生息地」は、四川省の4市州12県にまたがる面積9,245平方キロの地域で、ここには野生のパンダの30%以上が生息しています。この地域内にある臥龍自然保護区にはパンダの保護や繁殖を行なっているパンダ保護研究センターがあり、日本からも多くの観光客が訪れています。 世界遺産登録:2006年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★さまざまなスタイルの西洋風建築
広東省の世界遺産(開平市)で2007年9月に登録された開平は広東省中南部のデルタ地帯に位置し、広州市内から110KM、華僑の輩出地として有名で、華僑の故郷といわれています。人口70万。 1920~30年代に建てられた西洋風建築が有名でこれらの西洋風建築は、当時は3000棟以上あったが、現存するのは1833棟のみで、水口鎮から百合鎮、塘口鎮から蜆岡鎮、赤坎鎮にかけて郊外15ヶ所に点在しています。東西南北数十キロにわたって続くさまざまなスタイルの西洋風建築はまさに壮観で、建築様式は中国伝統の硬山頂式や懸山頂式のほか、西洋の影響を受けた、ギリシャ式、古代ローマ式、イスラム式、バロック式などもあります。 世界遺産登録:2007年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★50万年から3億年の間に形成された地形
中国南方カルストは雲南省石林、貴州省茘波、重慶市武隆の2つの省と1つの直轄市にまたがり、中国全土のカルスト地形の55%を占め、総面積は1460平方キロメートルに及びます。 雲南石林の剣状、柱状、塔状カルスト、貴州茘波のカルスト原生林、重慶武隆の天龍橋、地縫、天洞などを主とするカルストで構成されています。50万年から3億年の間に形成されたもので、長江三峡の形成過程などを知るうえで、貴重な地質学上の証拠となっています。 世界遺産登録:2007年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★江西省の東部にある道教ゆかりの山
「三清山国家地質公園」は2008年7月登録されたばかりの、中国では7番目の世界自然遺産です。 世界遺産登録:2008年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★共同生活を営む伝統的建築物
アモイ市の西約150Kmから200kmの永定県、南靖県の山中に円形や四角形の巨大な土楼が分布しています。土楼は客家独自の集合住宅で、3世紀、異民族の侵入に追われ南下し続けた客家の人々が、安住のために築き上げた要塞のような城壁に囲まれた建築物です。土楼群の典型的なものには振成楼、承啓楼、と遺経楼があります。土造りの巨大集合住宅の土楼は、マンションのもととなったともいわれ、共同生活を営む伝統的建築物であることから、2008年7月世界遺産に登録されました。 世界遺産登録:2008年 | ▲世界遺産の一覧に戻る
★文殊菩薩信仰の中心地
中国中部の山西省忻州(きんしゅう)市にある五台山は、中国四大仏教名山の第一山であるとともに世界五大仏教聖地の一つでもある,標高3,058m。仏教では、文殊菩薩の聖地として、古くから信仰を集めている,別名は、清涼山。4世紀ごろからこれまで、歴代王朝の寺院建造物が47カ所に保存、7王朝にわたる彩色塑像と5王朝にわたる壁画が残されており、建築、彫刻・塑像、経書、音楽など、さまざまな中国古代芸術の粋を集めたところだ。五台山は自然の景観と仏教文化が融け合い、仏への尊崇が典型的な形で自然への崇拝の中に結実したもので、天と人が一体となるという中国の「天人合一」の哲学思想を見事に体現し、1600年余り続いた仏教信仰の中心、独特で生命力あふれる複合的な文化景観となったのだ。こうして五台山は2009年6月には文化遺産として登録された。 世界遺産登録:2008年 | ▲世界遺産の一覧に戻る |
目的.テーマ別からツアーを探す
|






















































































